新生自治会について

 

新生自治会がいつ発足したのか、記録はなく、命名の由来も不明です。

ただ、1952年(昭和27年)に、地域内に開校した八雲台小学校では、生徒を居住地域ごとに区分けしていて、現在の国領町1丁目西側にあたる学域を「新生会」と呼んでいました。

例年10月に行われる國領神社の祭礼でかつがれる新生会子供神輿の駒札は、昭和30年代初めには「新生会」となっていました。

当時、国領町に住む多くの中高年者は、町名地番整理が行われる前の国領町を、上国領(国領町1丁目)、下国領(同2丁目)と呼んでいて、新生会と呼ぶことはなかったと記憶しています。

こうしたことから、新生会は八雲台小学校でつけられた地域名が発端で、それを地元の人々も徐々に使うようになり、自治会発足の際の名称になったのではないかと推測されます。

  (上記の見解と異なる証言を聴いている方、資料等をお持ちの方は、ご一報ください

 

新生会地域には、第1から第4まで4つの自治会があり、それぞれが独自の自治会として登録されています。

第1~第3自治会は旧甲州街道を中心に南は京王線、北は甲州街道(八雲台1丁目の一部を含む)をはさんだ地域を分割、第4部は京王線の南側になる国領町5丁目地域に相当します。

このうち、第1~第3自治会は3自治会を合わせた合同役員会が組織され、各部会長から総会長を選出。理事総会では合同の予算・決算、活動計画などが審議されます。

それぞれ独自の活動も行っていますが、合同で活動することがほとんどで、事実上は1つの自治会と言えます。

なお、10月開催の國領神社祭礼では、1~4部合同で新生会の祭礼行事が行われます。 


<昭和40年(1965年)の調布中心部の地図>

 国領も布田も古い番地表示です。國領神社はまだ八雲台小学校の北側にあります。